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2024年 10月 07日
皆様こんにちは。気温の変化についていけず喉ガラガラのスタッフヨネダです。 喉風邪は長引くので皆様もお気を付けください・・・。 近頃は夏の暑さを引っ張りつつも、あれよあれよと落ち着いたお天気の日が多かったですね。 お店も少しバタバタしておりましたが、試乗会も無事に終わり日常に戻ってきた感じです。 今回は整備風景というより、普段実施しているバルブクリアランスというものについてのお話。 スタッフヨネダのブログメインと言っても過言ではない バルブクリアランス よく「規定値に調整しました」とか「規定内に収まっていました」という事を言いますが、車両によって調整や確認と内容に 違いがあります。 仮にバルブクリアランスの確認をする場合、上の画像の車両はクリアランス調整不要です。下の画像の車両は調整が必要で す。 現在の4輪はバルブクリアランスを0に保つ機構が装着されているので確認不要な車種がほとんどです。 なので調整機構のついているカム機構の車両は貴重・・・。 では2輪はどうなの?という話になるんですが、この自動調整機構を取り付けるにはいかんせん2輪ではエンジンのスペースが 足りなかったり機構が複雑化しやすくなったりと、色々な問題があります。よってクリアランスを簡素なネジ式なりシムの厚 みなりで調整する必要があります。 この車両のエンジンはネジ式によるクリアランス調整が必須です。単純ですが一番確実な調整法。 こちらはクリアランス調整はシム交換で行うため、基本的には測定、規定値範囲内にあればOKという考え方。 なので、範囲外だった場合計測したクリアランスから何mmのシムが必要か計算して交換作業をします。 クリアランスが規定値を外れるとエンジン不調、異音の発生等百害あって一利なしです。近年は車両、部品の精度共に高いの で滅多なことはありませんが、古い年式の車両では必須の調整作業です。BMWでいうとR100系の車両ですね。 エンジンがかかってもしばらくしていると止まってしまう、暖機していくと止まってしまう、等。エンジンの3要素の一つで すので確認調整は大事です。 そんなところで普段私が紹介しているバルブクリアランス、簡単な解説でしたがいかがでしたか? ごくごく普通のメンテナンスの解説でした。それでは今日のブログはこの辺で。では。
by hap1977
| 2024-10-07 16:19
| スタッフのつぶやき
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