2023年 04月 11日
皆様こんにちは、メカニックスタッフのヨネダです。 今日は暖かかったですね。 ・・・と言うか 暑かったですね ![]() 富山県は28℃近くまで気温が上がり、全国1位だったそうです(ホントに4月?) 皆様、寒暖差が激しいです。体調管理にはお気をつけください。 そして私事ですが、やっと見に行くことができました。「シン・仮面ライダー」 こちらは来場記念品の色紙です。カッコいい。みんなも貰いに劇場へいこう。 仮面ライダーの事前知識ほとんど無い状態で見たんですが、これがまー面白かった! もう何回か劇場に足を運ぶ予定です。バイクも劇中に色々登場するので、それを見るのもまた楽しいですよ。 さて、近況報告も終わったので今日の整備風景です。 今では当たり前となりましたが、当時ではBMWが率先して採用していた、先進的な技術についてご紹介します。 ただ今回ご紹介するのは一枚目の写真のとてもコンパクトなものではなく、2、3枚目の写真にあるような大きなもの。 ここからは技術的なお話になりますので、「???」となったり「読むのめんどくさーい」と思われた方は飛ばし読みでお願いします。 では(この先文章多いです) ABS、走行中にタイヤがスリップしそうなブレーキングの際に車体の安定性を保ち、制動距離をできる限り短くするために安全装備として、昨今の車両、バイクに限らず装着されている物です。 近年の新車のバイクではABS装着、もしくはそれに準ずる機構の装着が義務化されている、とっても大事なものでもあります。 このABS、スリップが発生しないシチュエーションでは通常ABSが作動することはまずありません。 ただ、3枚目の写真のABSユニットは通常のブレーキ動作をした際に本体内部のポンプモーターでブレーキの圧力を生成し制動力を発生させます。 そのため、走行中にブレーキをかけると「ミャー」というモーターの特徴的な音が聞こえます。 以下、アシスト付きABSと呼びます。 で、皆さんもおなじみ、車検や点検での交換が推奨されているブレーキフルード。 よほど変わった構造でない限りは、リザーブタンクのフルードを切らさないように補充しつつ、前後のブレーキキャリパーから古いフルードを抜く。フロントキャリパーがダブルの車両ならエア抜き箇所は多くて3か所。 こうすれば交換ができます。 しかし今回はBMWのアシスト付きABS。よほど変わった構造です。 詳しい作業手順を説明すると、この内容だけでブログが前中後編ブレーキフルード交換だけになるので省きますが、 仮にABS本体にエアが噛んでブレーキが効かなくなった場合、エア抜きする箇所その数なんと・・・ 9カ所です 数がおかしいですね。本体、ブレーキキャリパー合わせた数のためこんな数になっています。 ABS本体のエア抜き中の風景です。 この後はブレーキキャリパー側で作業を実施して、テスターによるエア抜き完了後のテストを実施して完了です。 といった具合で、アシスト付きABS装着車は交換に少し手間がかかります。 ですが、交換せずにいると、最悪ABS本体の故障が発生する可能性もありますので、専門のお店での交換をお勧めします。 オタク特有の早口での説明になりましたが、BMWの車両は車検時にこんな事もやってるんだよー、という内容でした。 次も変わった内容を説明できるようなブログを考えておきます。 ここまで長文、読んでいただきありがとうございます。それではまた。
by hap1977
| 2023-04-11 18:46
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